オール電化住宅と云うのは、普通の住宅でガスを使用する部分を全部電気設備に替えてしまう事である。
オール電化では、ガスコンロをIHクッキングヒーターにして、ガス湯沸かし器を電気温水器にする。
でも、よく耳にするエコキュートって何なのだろう?
エコキュートは電気温水器であるためであるが、今までの電気温水器とはちがう。
エコキュートと云う名前もしくは名称は、製品名じゃないのだ。
[自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯器]の総称である。
湯を沸かす、と云っているだけに、エコキュートとは給湯システムの名称である。
そのエコキュートを、究極に簡略化した解説が[空気で湯を沸かす]と云う言葉。
言葉のとおり、空気で湯を沸かしているのであるが、どのようなに暑いと云っても40度に満たない空気が、なぜ湯を沸かす事が出きるのだろう?
そのポイントは[圧縮]に有る。
エコキュートの初めのステップは、まず大気中の熱を吸い上げる事から開始する。
そこで吸い上げられた熱は、湯を沸かせるほどの高温じゃないのだ。
が、その熱を圧縮すると高温に成るのである。
また、小さい子供のちょうど頭部付近に成る。
では、IHクッキングヒーターの電磁波は、安全なのだろうか?
IHクッキングヒーター付近には周波数が50から60ヘルツの電磁界が生起する。
調理をしている時には、周波数20から30キロヘルツの電磁波が生起する。
これらの電磁波にかんしては、他の家電からでる電磁波とおおよそ同じくらいのものである。
電力会社では、普通に使用すれば人間の健康に影響をあたえるほどのものじゃないと云う決断が出されている。
この補助金、エコキュートを設置する方を対象にしているのであるが、設置前に申請をしておかないと補助が受けられなくなるので注意が必要。
それともう一点。
平成19年度の第4期募集期間がまもなく締切りをむかえてしまうのである。
締切りは平成20年の1月15日。
オール電化への切り替えをご吟味されている人は、補助金にかんして電力会社等へ問い合わせてみたほうが良いかも知れない。
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