オール電化住宅と、今まで型のガス・電気併用式住宅を比較してみたいと思う。
まず、
オール電化で使用するIHクッキングヒーターと、ガスコンロとを比較してみたいと思う。
IHクッキングヒーターでは、まず、使用出きる鍋に規制が有る。
IHクッキングヒーターに使用する鍋は、鉄がベストである。
近頃では、オールメタル対応の製品もでているが、鉄以外の金属を使用すると、熱効率が下がってしまうようである。
熱効率で云うと、やっぱり、ガスの方が良いだろう。
IHが熱を伝達する事が出きるのは金属の鍋だけで、鍋の付近部分を暖める事は出きない。
IHでチャーハンが美味しく造れるかどうかと云う議論が有る。
IHでも、勿論美味しいチャーハンは造れるが、料理にこだわりのある人は、IHよりもガスコンロを選定する方が少なくないそうである。
IHでは、鍋を揺すったりする事が出きないからだろうか。
今、これだけ普及が広まっている
オール電化システムであるが、マンションを選定したケースの場合には泣く泣く
オール電化をあきらめざるを得ないのが現実だった。
そのような悔しい思いをしたマンション居住者の声を反映させて、近頃増大してきているのが[
オール電化マンション]。
一棟全部のエネルギー源が
オール電化に為っているマンションである。
現実、マンション物件を探し求められている方の約8割が
オール電化を熱望している、と云うデータもあるくらい、マンションかつ
オール電化を求めている声は少なくないのである。
富士経済によると、新築とリフォームの
オール電化住宅戸数を、2006年度は関東エリアで前年よりも30%増、関西エリアでは13%増、中部エリアでは10%増と、発表しており、これからもずっと増大していく事を予測している。
オール電化住宅の普及率の多さに対して、
オール電化マンションの普及率は全体の5%レベルと少なくとどまっている。
これには、
オール電化のコストが関係しているとおもわれる。
オール電化機器は、ガス機器に対して初期費用が高く、また、マンションの引き込み工事等もガスの方が安く済むと思う。
オール電化マンションをつくるには、建設コストがかかり、また、マンションの値段も高くなるのである。
足下が冷たいと寒く実感する為、つい、暖房の設定温度を上げてしまう。
設定温度を上げると、また熱い空気がどんどん天井付近に流れていき、やがては顔の辺りから上が熱い空気で満たされてしまう。
そして、腰から下は寒くて首から上は熱いと云う現象が生じるわけである。
床暖房であると、まず、足下から暖かくなってくるのだ。
そして、部屋の温度が均一にキープする事が出きるのである。
短所としては、暖房の即効性がない事である。
暖まるまでに少し時間がかかってしまう。
また、停電になった時は勿論であるが、使用出きない。
予備に石油ファンヒーター等を用意して置いた方が良いだろう。
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