オール電化住宅のメイン設備は、キッチンのIHクッキングヒーターと、電気温水器のエコキュートであるが、電気式の床暖房も気に成る。
日本では、まだ床暖房はあまり普及していないし、まだ一般的な暖房スタイルじゃないのだが、近年、
オール電化にするご家庭が増え、新築マンションでも床暖房設備が標準で付いているのが普通になった。
オール電化での床暖房は経済的にはどうなのだろうか?
とっくに設備が付いている住宅やマンションを買い付けるのが手っ取り早いのであるが、既存の住宅にリフォームで床暖房をつけるとしたらどうなのだろう。
リフォームで床暖房をつけるには、床を張り替えなければならない為、大がかりなリフォームが必要に成る。
近頃は、既にある床を活用して、その上に熱源を取り付ける上張りのものも有る。
そのケースの場合は、床が痛んでいない事が条件である。
エコキュート本体の価格は、おおよそ45から80万円くらいのである。
家族人数に拠って、大きさと価格が変わる。
工事費は10から15万円と考慮すると、55から95万円で導入出きる。
(工事費にはエコキュート設置工事費、電気工事費、生起廃材処分費を包括する)
エコキュートは価格が高めであるが、ランニングコストが制御される為、長く使用しているうちに元が取れる事に成る。
エコキュートは、湯を沸かす[ヒートポンプ・ユニット]と沸かした湯を貯めておく[貯湯タンク・ユニット]の二つの設備に分類される。
(二つの設備が一体化しているエコキュートも有る)
ヒートポンプ・ユニットで沸かした高温の湯を貯湯ポンプ・ユニットに貯めておくるのだ。
湯は深夜の安い電力を使用して沸かする。
そして、その沸かした湯を明くる日使用する。
沸かした湯は90℃と途方もなく高温である為、使用する時に水道水と混ぜて使用する。
現実には、ポンプに貯めてある湯の2倍は湯が使用出きる事に成る。
オール電化住宅専用ローンで金利優遇を受ければ、ネックに為っていた初期投資への負担はなくなる。
かつ、
オール電化にすれば火災保険も優遇されたり、ランニングコストが制御されたりもする。
お得な制度をフル活用出きる
オール電化住宅なのである。
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