某電力会社の調査によると、新築戸建ての約3分の1が
オール電化を選定している。
これだけものすごい勢いで普及していっている
オール電化。
支持されるにはそれなりの理由があるようである。
オール電化の最大最高の長所はやっぱり、[火を使用しないから安全]と云う事だろう。
季節的な事も大幅に関係しているとおもうが、近頃、火事のニュースが絶えない。
被害にあうのは、高齢者やちっぽけな子供。
オール電化にするには、簡単に云えば、ガスコンロと温水器と暖房を電気式のものにするのみである。
ガスコンロはIHクッキングヒーターに。
ガスの湯沸かし器を電気温水器に。
そして、石油ストーブやガスファンヒーター等を、電気の暖房器具に替える。
初期費用には、おのおのの機器の本体のお値段にプラスして、設置するための工事費等がかかる。
今ある家を
オール電化にリフォームするには、どのくらいの費用がかかるのだろうか。
富士経済によると、新築とリフォームの
オール電化住宅戸数を、2006年度は関東エリアで前年よりも30%増、関西エリアでは13%増、中部エリアでは10%増と、発表しており、これからもずっと増大していく事を予測している。
オール電化住宅の普及率の多さに対して、
オール電化マンションの普及率は全体の5%レベルと少なくとどまっている。
これには、
オール電化のコストが関係しているとおもわれる。
オール電化機器は、ガス機器に対して初期費用が高く、また、マンションの引き込み工事等もガスの方が安く済むと思う。
オール電化マンションをつくるには、建設コストがかかり、また、マンションの値段も高くなるのである。
エコキュートは割安な夜間の電気を使用して湯を沸かする為、これで途方もなくの電気料金を減少させる事が出きる。
今までの電気温水器に比較して、約30%のエネルギーが節約出きる。
安い電気料金を使用出きるなら、ずいぶん電気代は減らせそうである。
(電気会社に割引きプランが有る為、契約が必要である)
更に光熱費を安くするには、太陽光発電を併用する方法が有る。
太陽光をエネルギーに替える為、電気代はゼロ。
電気が足りなければ、電気会社から来ている電気を使用するが、電気が余ってしまったら、電気会社に売る事が出きる。
勿論、全部の設備を設置するには初期費用が途方もなくかかってしまう。
支出した分を全部取りもどすのには、7年くらい必要かも知れない。
PR