オール電化住宅では、夏は勿論エアコンを使用するが、冬はどのような暖房にしたら良いのだろう。
電気式の暖房の良さは、空気を汚さない事である。
燃焼系の暖房器具であると、どうしても火を燃やす為、空気が汚れるし、換気を充分にしなければいけない。
電気を使用した暖房の方法は、大幅には3種類に分ける事が出きる。
オール電化にすると、給湯設備はエコキュートを設置する事に成る。
エコキュートは家族の人数が少なくないほど、大きいものを設置する必要が有る。
沸かした湯をたくさん貯めておくタンクに成る為、大幅にて重い設備になってしまう。
湯を入れたタンクの重量に耐えられる基礎工事をする必要が有る。
其れから、タンクは大きい為、スペースをけっこう取り、邪魔かも知れない。
まず、IHクッキングヒーターのケースの場合、本体価格がざっくり10万から30万円くらい。
ガスコンロ撤去等の諸経費を込めて、別途工事費が5万から10万円くらいかかってくるのだ。
ガスコンロをビルトインタイプのものに取り替えるケースの場合、本体価格が同じく10万から30万円くらい。
であるが、ガスコンロのほうは割引率が途方もなく高く、現実的には工事費込みで10万円から20万円で済んでしまう事が少なくないようである。
エコキュートの長所は、まず、電気料金を減らせる事である。
オール電化住宅向けの、深夜電力が安い電気料金のコースを契約する。
そして、その安い深夜電力を使用すれば、電気料金は少なく済むのである。
また、エコキュートを導入するのに国から補助金が出る。
(平成19年度では一般家庭で一律45,000円である)
メーカーは、三菱、東芝、ダイキン、コロナ等からでている。
短所としては、深夜に沸かした湯を、あまりたくさん使用してしまうと、湯が切れてしまうケースの場合が有る。
設置する時に、家族人数に合わせた大きさのエコキュートを設置すれば大丈夫である。
しかしながら、日頃から、お風呂はいっぺんに入ってしまう等の配慮が必要かも知れない。
また、深夜に湯を沸かする為、騒音で近隣に迷惑を掛けないかどうかにも気を配る必要が有る。
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