オール電化には相当の長所が有る。
[火を使用しないから安全][光熱費が安くなる]等、ユーザーの満足度が90%以上である事からもそのよさは実証されている。
でも、良い面もあれば、悪い面もあるのが世の常。
当然、短所も有る。
オール電化の短所の中で気がかりとなるものの1つに、[電磁波]による影響があげられる。
携帯電話が普及しはじめた頃に、一時電磁波の問題が懸念されたが、日本ではまだそれほど電磁波に対する意識がつよくはないようである。
電磁波による影響、と云うのは、電磁波が人体に良くない影響をおよぼす可能性が高い、と云う事で、欧米では途方もなく一般的に浸透してきている。
では、現状の
オール電化の普及率はどのくらいだろうか?
新築物件の約半数が
オール電化住宅に為っている。
また、既存住宅の
オール電化へのリフォームも増え、
オール電化の普及率はいよいよ上がりそうである。
数で観ると、2004年度は約13万件、2005年度は約20万件、2006年度には約23万件と、年々増加の風潮に有る。
地域別で観ると、新築の
オール電化住宅を建てる割合は、北陸が1番高いのである。
IHは表面が平らである為、キッチンの見栄えが良く、途方もなくお洒落である。
そして、お手入れも簡単である。
他方、ガスコンロは途方もなく汚れやすく、掃除がたいへのである。
キッチンの見栄えを気にする人はIHを選定するだろう。
では、次に
オール電化で使用する電気温水器と、ガス給湯システムとを比較してみたいと思う。
オール電化ではエコキュートと云う途方もなく優秀な電気温水器が有る。
[ヒートポンプ]と云う温熱方式を採用し、省エネルギーでランニングコストも低く制御される。
深夜の安い電力を使用して90度と途方もなく高温の湯を沸かする。
そして、沸かした湯は貯湯タンクに貯めておき、明くる日に使用する。
残念な事は、貯めておいた湯を飲用に活用出きない事である。
次に給湯器であるが、エコキュートの本体価格が40万から80万円くらい。
諸経費を包括した別途工事代が10万から15万円くらい。
ガス給湯器だと、10万から40万円くらいのであるが、こちらもたいへんな割引率で、現実には2から5割くらいはお安く為っているようである。
価格の差だけで観ると、どうやらガスのほうに軍配があがりそうである。
でも、
オール電化にすると云う事は、火事ややけどに対する懸念から途方もなく解放され、ストレスという心理的負荷面での負担が消耗する。
また、設置後にランニングコストの削減が待望出きる為、長い目で観ればもとは取れそうである。
今現状の支出を制御してガスを選定するか、安心・安全がえられ、今後のランニングコストを制御される電気を選定するか、苦しむところである。
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