オール電化住宅や
オール電化マンションが近頃増大してきた。
各電力会社でも、
オール電化への移行を勧めている。
また、セキスイハイムでも、[光熱費ゼロ]と云うふれこみで、
オール電化プラス太陽光発電の家を宣伝している。
省エネルギーで経済的、クリーンで心地よい住まい、エコロジー&エコノミー。
いいイメージがたくさん有る。
オール電化住宅で使用される[エコキュート]には、国から補助金が出る。
オール電化を国も奨励していると云う事である。
オール電化にするには、簡単に云えば、ガスコンロと温水器と暖房を電気式のものにするのみである。
ガスコンロはIHクッキングヒーターに。
ガスの湯沸かし器を電気温水器に。
そして、石油ストーブやガスファンヒーター等を、電気の暖房器具に替える。
初期費用には、おのおのの機器の本体のお値段にプラスして、設置するための工事費等がかかる。
今ある家を
オール電化にリフォームするには、どのくらいの費用がかかるのだろうか。
エコキュートの補助金への申し込みには条件が有る。
1.エコキュートの据付(着工)前の申込みである事。
2.設置するエコキュートが補助対象給湯器である事。
3.エコキュートを設置後6年(法定耐用年数)以上使用する事。
また、設置工事は、定められた期間内に行われなければいけない。
エコキュートの設置を依頼する業者が、補助金の申請に多種多様対話に乗ってくれるとおもう為、聴いてみるべきだ。
もう1つは地盤の問題である。
給湯器をエコキュートにするとなると、本体の他に貯湯タンクが必要になってくるのだ。
タンクは370から460Lの水を貯める為、本体の重さ約100kgプラスタンクの重さ370から460㎏に耐えうる地盤が必要と云う事である。
古民家のケースの場合、床の老朽化も進んでいるだろうから、タンクを置く置かないの問題以前に床の張替えが必要に為っていると考慮される。
張替えの段階で、地盤の事も考慮しておけば、この問題もクリアできそうである。
以上2点をクリアしてしまえば、古民家での
オール電化暮らしは充分実現可能なお話なのである。
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